（焼そば　その１０）

○　「やきそばできました。　だし醤油味」（日清）

　北海道限定販売としてお馴染みの「やきそばできました。」シリーズから、さらに期間限定として「だし醤油味」の登場です。

　普通のソース味ではなく醤油味ということで和風の味わいが期待できそうですね。かつお節も付いているということで、鼻と口の両方で楽しむことができそうです。

　お湯を入れて３分、しっかりと湯切りをして特製しょうゆをかけてよくかき混ぜ、かつお節をかけたら完成。かつお節のとても良い香りが漂ってきました。

　早速、麺を一口いただきます。ちょっと甘めの醤油味はしっかりとした味わいとなっており、食べていて素直に美味しいなと感じます。

　麺自体はノーマルタイプのややちぢれ麺。どちらかというと細めの麺はモチモチとした食感となっており、ソースもしっかり染みていて良い感じとなっています。

　具はキャベツ、かつお節の２種類。かつお節の風味も良いのですが、シャキシャキとしたキャベツはとても甘くて美味しくいただくことができます。

　サッパリとした和風の味わいが癖になりそうな一品。しょうゆとかつお節の最強のハーモニーは焼そばにもピッタリ合うといった感じです。

○　「ＵＦＯ　極太　明太子マヨ＆明太子ふりかけ」（日清）

　カップ焼そばのロングセラーとしてお馴染みのＵＦＯ。その中で男道場公認の極太シリーズから明太子マヨ＆明太子ふりかけの登場です。

　デカい夢極太麺で思い出せ。エレベーターといった密室では二人きりになりたくないような強面の外人がそう言っているのでしょう。思い出させてもらいます。

　お湯を入れて５分、しっかりと湯切りをしてソースをかけてよくかき混ぜ、明太子マヨと明太子ふりかけをかければ完成。明太子のとても良い香りが漂ってきました。

　早速、麺を一口いただきます。甘酸っぱいソースとマヨネーズのまろやかさ、そして明太子の良い風味が見事なまでにマッチしているといった感じです。

　そして、なんといっても極太の麺はコシがしっかりとしており、食べ応えがあります。量も大盛りということでお腹も心も満足しますね。

　具はキャベツのみとなっていますが、明太子の風味とソースの味わいが良いので十分といった感じです。キャベツ自体は甘くてシャキシャキとしています。

　極太でこってりとしたソースはまさにオトコの味わいといった一品。美味しい麺と明太子の風味を楽しみたい時はこのカップ焼そばを食べると良いです。

○　「ＵＦＯ　濃厚甘辛ソース」（日清）

　日清のカップ焼そばといえばＵＦＯ。そのＵＦＯの中でも良い味を提供してくれる男道場公認の濃厚甘辛ソースの登場です。

　男道場とは育ち盛りの男子の主食であるＵＦＯの食い方を通じて男の生き様を学ぶ場所とのこと。その道場が公認ということですから間違いなく美味しいでしょう。

　お湯を入れて３分、しっかりと湯切りをしてから蓋を開けてソースを麺によく絡めるとともに辛口マヨとふりかけをかければ完成です。

　早速、麺を一口いただきます。とても濃厚なソースが口の中いっぱいに広がってくるといった感じがします。でも、しつこくない美味しさなので飽きることがないです。

　麺そのものはやや太めでちぢれておりソースとよく絡んでくれます。濃厚で甘辛のソースに対して普通の麺よりもこのような麺の方がピッタリといった感じです。

　具はキャベツのみなのですが、ソースにピッタリの味わいとなっています。また、ふりかけと辛口マヨネーズもあるためこれ以上の具は必要ありません。

　濃厚なソースなのに次々と箸が進むような不思議な感じがする一品。この美味しさならばもう少し量が多くても残さずに食べることが出来そうです。

○　「庶民の焼そば」（サンヨー食品）

　
　貴族芸人「髭男爵」が「ふつうに旨いやないかぁ～い！」と美味しさを認めているカップ焼そばとして庶民の焼そばの登場です。

　いたってノーマルなおいしさ！といったことがパッケージに書いてありました。最近はトッピングやソースに凝っているカップ焼そばが多いので逆に新鮮です。

　お湯を入れて３分、しっかりと湯切りをして液体スープを入れてよく麺に馴染ませてふりかけをかければ完成。ソースと青のりの混ざったとても良い香りがしました。

　早速、麺を一口いただきます。見た目は濃そうなソースなのですが思ったよりもあっさりとした味わいとなっており、ふりかけの風味も良い感じとなっています。

　麺そのものはノーマルタイプのちぢれ麺となっており、柔らかめの食感となっています。その麺に満遍なくソースが染み渡っているといった感じで美味しいです。

　具は肉、キャベツの２種類。肉は噛めば噛むほど味わい深いものとなっており、キャベツはシャキシャキとした食感と甘さが魅力的ですね。

　癖のないソースの味わいと風味が豊かなふりかけが魅力的な一品。貴族に食べさせるのは勿体ないくらいの庶民の美味しいカップ焼そばとなっています。

○　「濃い　やきそば弁当」（マルちゃん）

　北海道エリアで販売されているカップ焼そばとしてお馴染みとなっているやきそば弁当シリーズから「濃いやきそば弁当」の登場です。

　濃いめのソースに、マヨネーズ風味のまろやかな仕上げ！とパッケージに書いてありますが、やきそば弁当の魅力はなんといってもスープ。今回も楽しみです。

　お湯を入れて３分、予めカップに入れてあった中華スープの素に湯切りして、液体スープをかけてよくかき混ぜてからふりかけをかければ完成です。

　まずはスープを一口いただきます。麺の戻したお湯を使ったということもあってしっかりと出汁が効いていてなんとも美味しいスープとなっていますね。

　マヨネーズとソースを合わせた香りが漂ってくる麺もいただいてみると、「濃い」というわりには食べやすいソースの味わいとなっています。

　マヨネーズの風味があったのですが、食べてみるとそのような味わいはまったくしないといった感じ。ちなみに具はキャベツ、ニンジンの２種類となっています。

　見た目と想像よりも食べやすくなっており、スープの美味しさも健在となっている一品。北海道でしか食べられないというのは勿体ないと思います。

○　「評判屋のソース焼そば」（明星）

　シンプルなのにとても美味しいことで評判となっている評判屋シリーズからソース焼そばが登場しました。

　以前に塩焼そばをいただいたのですが、実にシンプルで美味しかった記憶があります。今回は粉末と液体のダブルソースが決めてということ。食べるのが楽しみです。

　お湯を入れて３分、しっかりと湯切りをしてから粉末ソースと液体スープを入れてよくかき混ぜ、ふりかけをかければ完成。ソースと和風ダシの香りが漂ってきました。

　まずは、麺を一口いただきます。もう少し酸味があるソースなのかと思ったのですが、結構まろやかな味わいとなっており、和風ダシの風味も良い味を出しています。

　そして、細めの麺はモチモチとした食感となっており、ふりかけやソースとの相性もバッチリ。柔らかすぎることもなくとても美味しくいただくことができます。

　具はキャベツのみとなっていますが、シャキシャキとしていて甘くて美味しいですね。また、ふりかけもあるので寂しいような気持ちにはなりません。

　シンプルな仕上がりとなっているのにしっかりと美味しくいただける一品。余計な細工をすることなくしっかりと美味しく仕上げるとはさすが評判屋です。

○　「スーパーカップ　大盛り　ぶた肉入り塩焼そば」（エースコック）

　美味しくてお腹も満足することでお馴染みのスーパーカップシリーズから「大盛り　ぶた肉入り塩焼そば」の登場です。

　２００９年３月に全国ロードショーとなった実写版ヤッターマンとタイアップしているカップ焼そば。「豚もおだてりゃ木に登るぅ～」の豚も登場していますね。

　お湯を入れて３分、しっかりと湯切りをして調味たれをしっかりと麺に絡ませてスパイスをかけたら完成。スパイスの効いたとても良い香りが漂ってきました。

　早速、麺を一口いただきます。香り同様にスパイスが効いており塩加減もかなりちょうど良いといった味わいとなっておりとても美味しくいただくことができます。

　コシの方もまあまあとなっており、必要以上のベタつきもありません。そして、なんといってもボリュームがあるので食べていて嬉しくなってきます。

　具は豚肉、キャベツの２種類。豚肉は塩味にとても合う味わいとなっており、キャベツはシャキシャキとした食感もさることながら甘みもあって美味しいです。

　豚肉の風味が染みこんだ特製のタレとスパイスのバランスがとても良い感じとなっている一品。そして、お腹も満足するボリュームとなっていますよ。

○　「焼そば名人　ソース焼そば」（マルちゃん）

　凝りに凝った数々のカップ焼そばを世に送り出しているマルちゃんから「焼そば名人　ソース焼そば」の登場です。

　こだわりのソースが味の決め手！といったことがパッケージに書いてありました。ソース焼そばの命はソース。基本原点に戻った味わいを楽しみたいと思います。

　お湯を入れて３分、しっかりと湯切りをして液体ソースをかけてよくかき混ぜ、ふりかけをかければ完成。定番のソースの香りが漂ってきて食欲をそそられました。

　早速、麺を一口いただきます。酸味と甘みのバランスがとても良いソースが麺に満遍なく染み渡っているといった感じでとても良い味わいとなっています。

　麺自体はベタつきもなく思ったよりも柔らかすぎることが無いので心地よくいただくことができます。さすが、焼そば名人といったところでしょうか。

　具はキャベツのみ。ふりかけに青のりと紅ショウガが入っているので、余計な具は必要ないといったところでしょうか。キャベツ自体もシャキシャキ感たっぷりです。

　オーソドックスな味わいの中に本当の美味しさを見つけられるといった一品。ソースの美味しさに焼そば本来の味わいを楽しむことができるといった感じです。

○　「ファイターズ焼そば　コク旨ソース味」（日清）

　北海道を本拠地とするプロ野球チームといえば日本ハムファイターズ。そのファイターズと日清がコラボして登場したカップ焼そばの登場です。

　地元を大切する球団とあって北海道限定の発売。ファンじゃなくても美味しければ北海道の新名物としてお土産として活用できそうな気がしますね。

　お湯を入れて３分、しっかりと湯切りをして蓋を開けてから液体ソースをかけてよくかき混ぜれば完成。酸味のあるソースの香りが漂ってきました。

　まずは、麺を一口いただきます。香り同様に酸味もあるのですが、少し甘めのソースがしっかりと麺に絡まっているといった感じでなかなかの美味しさです。

　麺のそのものはちょっぴり細めで柔らかさはちょうど良いといった感じ。食べていて飽きのこない食感がなかなか心地良いといったところでしょうか。

　具は肉、キャベツ、カマボコの３種類。定番の肉とキャベツの味わいも良いのですが、なんといってもＦと書いてあるカマボコが魅力的です。

　定番の美味しさに加えてファイターズファンの心をくすぐるカマボコが印象的な一品。企画ものだけではなくしっかりと美味しさも忘れていません。

○　「ＵＦＯ　ＤＸ　青春ストレート麺」（日清）

　日清の焼そばといえばＵＦＯ。そのＵＦＯのラインナップはストレート麺に生まれ変わりましたが、今回はＤＸの登場です。

　デラックスは普通のソースとちょっと違って香味野菜入りのデラックスソースとなっています。一歩上を行くソース焼そばの味わいをストレート麺でいただきます。

　お湯を入れて３分、しっかりと湯切りをしてから液体ソースを入れてよくかき混ぜ、ふりかけをかければ完成。濃そうな雰囲気が漂っていますね。

　早速、麺を一口いただきます。ノーマルのソース焼そばのように酸味がかった味わいなのですが、ピリッとした味わいがプラスされているような感じです。

　麺そのものはストレート麺に生まれ変わったということでちぢれ麺の時よりも食べやすくなっており、なんと言ってもベタつき感がかなり少なくなりました。

　具は肉、キャベツの２種類。噛むほどに味が染み出てくる肉に加えて大きめのキャベツがシャキシャキとしていてかなり満足するものとなっています。

　少し大人の味わいのするソースとストレート麺がしっかりと合わさっていて美味しさのレベルアップが図られた一品。大人の焼そばを楽しみたい方にお薦めです。

（焼そば その１０）

（焼そば　その１０）